今週までにやったこと:
・濁音半濁音を別のデータを使ってテスト
・長音の開発、データを使って正解率を比較
まずは濁音が右手(一方向の動き)しか対応していなかったので、どちらの手でやってもできるようにしました。下が以前とは違う二つのデータを使って正解率を出した表です。
濁音:
データ③
が | ぎ | ぐ | げ | ご | |
変更前のプログラム | 0/5 | 0/5 | 1/5 | 1/5 | 0/5 |
変更後のプログラム | 0/5 | 5/5 | 5/5 | 5/5 | 0/5 |
データ④
が | ぎ | ぐ | げ | ご | |
変更前のプログラム | 1/5 | 5/5 | 2/5 | 5/5 | 5/5 |
変更後のプログラム | 0/5 | 5/5 | 5/5 | 5/5 | 1/5 |
データ④の「ご」についてですが、動き終わりが違う文字だと認識されているのに加え、恩澤さんのプログラムと僕のものだと動き終わりの解釈が異なっているのでこの結果になっています。
半濁音:
データ③
ぱ | ぴ | ぷ | ぺ | ぽ | |
変更前のプログラム | 0/5 | 0/5 | 5/5 | 5/5 | 0/5 |
変更後のプログラム | 0/5 | 5/5 | 5/5 | 5/5 | 3/5 |
データ④
ぱ | ぴ | ぷ | ぺ | ぽ | |
変更前のプログラム | 2/5 | 0/5 | 2/5 | 4/5 | 3/5 |
変更後のプログラム | 5/5 | 0/5 | 2/5 | 4/5 | 5/5 |
一部例外はありましたが、今までの結果から見て変更後のプログラムの方が正解率が高いことから、基盤はこれで良いのではないかと思います。細かい調整は後々できたらいいと思います。
長音の開発を行いました。
自分が撮影されたデータをデータ⓪として今までのデータ①から④までの正解率は下の表になります。
⓪ | ① | ② | ③ | ④ | |
変更前のプログラム | 4/5 | 0/5 | 5/5 | 4/5 | 1/5 |
変更後のプログラム | 5/5 | 0/5 | 5/5 | 5/5 | 2/5 |
変更した内容としては以下のようになります。まず変化率ではなく人差し指の速度、単位ベクトルを使って処理を行います。さらに恩澤さんのプログラムでは、指の形が「ひ」ならばという条件の中で全ての処理を行っていたので動き終わりが「ひ」と認識されていない場合は長音と認識されなかったのでそこを修正しました。ただこうすると動き終わりで形を崩していても一定の条件を満たしていれば長音と認識されてしまうのでそこの修正は今後していきたいです。
来週までにやりたいこと:
・進捗発表の準備
・できたら長音の修正