夏休み中にやったこと:
・長音の修正
・「の」「り」の開発
・「ん」を開発中
まずは「長音」の修正を行いました。「ひ」の形を認識後、条件に当てはまっていたらカウントを追加し、最終的な手の形が人差し指を伸ばしていて手が下を向いているという条件のもと、カウントがあり且つ動きが終わるならば「長音」であるとしています。さらに「の」を開発してからやはり判定がごちゃごちゃになってしまうことが多々あったので、そこの修正もしました。主に長音の処理の方に手のx軸方向の動きを制限することで解決しました。
次に「の」の開発を行いました。処理の方法としては「長音」と同様で、「ひ」の形を認識後、条件に当てはまっていたらカウントを追加し、最終的な手の形が人差し指を伸ばしていて手が横を向いているという条件のもと、カウントがあり且つ動きが終わるならば「の」であるとしています。
次に「り」の開発を行いました。これも上の処理と似ていて、「う」の形を認識後、条件に当てはまっていたらカウントを追加し、最終的な手の形が人差し指と中指を伸ばしていて手が横を向いているという条件のもと、カウントがあり且つ動きが終わるならば「り」であるとしています。
「も」の開発も行おうとしましたが、恩澤さんのやり方も平成30年度のやり方もほぼ同じだったので一旦保留としました。
前回と同様幾つかのデータを使って正解率を出してみました。書ききれなかったので長音だけ記載します。
⓪ | ① | ② | ③ | ④ | |
変更前のプログラム | 4/5 | 0/5 | 5/5 | 4/5 | 1/5 |
変更後のプログラム | 5/5 | 0/5 | 0/5 | 5/5 | 2/5 |
データ②に関しては動きが他のデータと比べてかなり遅いので、遅すぎる場合は想定しないか、次回データを撮る際にある程度の速度で行ってもらうかは考えなければいけないと思います。
そして今「ん」の開発を行っています。一画目については、x軸方向の速度ベクトルが逆向きになったら一画目の終点としようと考えています。二画目の始点はy軸方向の速度ベクトルの大きさで認識しようと考えています。
来週までにやりたいこと:
・「ん」の開発
・変化率をどう使うか検討(できたら拗音・促音の開発に取り掛かる)