HandPoseModule.js
今週は先週に引き続きHandPoseModule.pyを書き換えていました。メインプログラムで使われていない関数の部分を抜いて全部書き終わりました。単純に扱う変数が多いのと、変数の名前も似ているのが多く、その上、距離を求めるのに二乗和平方根を使ったり、外積を扱ったりしていたので一番時間がかかりました。
全体の動作確認
メインプログラムでも判別結果ができるところまで書き進めたので、実行して動作確認を行ったところ、いくつかの文字が「え」に誤認識されたり、他にも誤認識されるケースがあったので原因を探ることにしました。
5本の指の折れ曲がり状態が格納されているbendlistを確認したところ、どんな指の形に対しても[‘Open’,’Middle’,’Middle’,’Middle’,’Middle’]と出力されていることがわかったため、getFingerBendingという関数の中のそれぞれを格納しているところ見てみました。
一つ目の’Open’の格納場所
このコードを見た感じ、collisionFlagが全部falseになっているのが原因だと思ったので、
collisionFlagを判定しているこの部分に着目したところ、直前でのソートができておらず、最大値、最小値に誤りがあったということがわかりました。
二つ目から五つ目の’Middle’の格納場所
ifとelse ifの条件式から弾かれているのが原因だと思ったので、distance_diffとdistance_thの配列を確認したところ、配列の格納ミスだったことがわかりました。
以上の2点を修正して動作確認を行ったところ、固定されてしまっていた出力結果が手の折れ具合に合わせて出力できるようになりました。
しかし、判別できる文字が増えたものの、まだ正しく判別できない文字がいくつかあったので、次週までに各関数の出力結果を見て修正したいと思います。