今週までにやったこと:
・濁音、半濁音の開発(平成30年度のものの改良)
濁音、半濁音の開発を行いました。
まずlmlistを使い、手の速さとx軸y軸方向のそれぞれの単位ベクトルを求めます。(lmlistにz座標が含まれていないため、z軸方向の単位ベクトルについては別で求める)
単位ベクトルや速度は、各ランドマークの単位ベクトル、速度の平均値を使用しています。
その後、閾値と比べて条件を満たしていたら濁音、半濁音としています。
恩澤さんが撮影したデータを使い、正解率を比較してみました。テストとして濁音から「ぎ」、半濁音から「ぱ」をそれぞれ5つのデータを使用しました。
ぎに関しては元々のプログラムでは正解率は0/5、変更したプログラムでは5/5でした。
ぱに関しては元々のプログラムでは正解率は1/5、変更したプログラムでは5/5でした。
変更後のプログラムはベクトルや速さを使っているため、動き終わりがわからず、一度の動きで複数回濁音や半濁音であると判定されてしまっていたのでそこを修正しました。単位ベクトルや速度が閾値を超えた後に、速度がある一定まで下がったら濁音や半濁音であるという形にしました。修正後も正解率に変化はありませんでした。
来週までにやりたいこと:
・濁音・半濁音の修正、データを使った比較
・z軸方向の単位ベクトルを求める